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2009年01月09日 10:33

no.38は、初めての北欧特集「SWEDISH DESIGN」

「すべての人々は美しいデザインのなかで暮らすべきである」。少子・高齢化に向けた社会保障制度や自然環境に対する先見的な取り組みが世界で大きな注目を浴びているスウェーデンでは、デザインに関しても古くから独自の理念に基づき国を挙げて政策が進められてきました。そこには、スウェーデンの人々が築き上げた心地良い暮らしに学ぶデザインの未来があります。

今回は、no.6で取材したThomas Sandell、no.12で取材したClaesson Koivist Rune(CKR)を中心に、フェルトを用いたデザインで知られるPia Wallen、老舗インテリアショップ「SVENSKT TENN」、今活躍するデザイナーたちのプロダクトを扱う「ASPLUND」などスウェデッシュデザインの現在を特集します。


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左/Thomas Sandell 右/Claesson Koivist Rune(CKR)


伝統的なデザイン理念を継承する一方、機能性を備えた遊び心のあるスウェディッシュデザイン。日々の暮らしのなかに美しいデザインがあるべきだと考えるスウェーデンにおいて、建築家やデザイナーはどのような役割を担っているのでしょうか。現在、同国を代表する建築家でありデザイナーのThomas Sandellとデザイン集団、Claesson Koivisto Rune(CKR)のスットクホルムにあるオフィスを訪れ、彼らの活動を取材しました。


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Hogastrom Residence スウェーデン 設計/Thomas Sandell


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Bossel Residence スウェーデン 設計/Claesson Koivisto Rune(CKR)

POSTED AT 10:33 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009年01月07日 18:40

特集「BEAUTIFUL LIGHTING」 昼夜の美しい光に暮らす

光と闇が一日を通して美しい陰影を生み出す住まいには、静謐な時間が流れています。現在、日本では均質な明るさの住まいが多く見られますが、周囲をほのかに照らす光はさまざまなシーンをつくり出し、空間に豊かな表情をもたらすのです。今回は照明デザイナーの武石正宣さんと共に、美しい「外光(自然光)」と「照明(人工光)」を得るための手法を探ります。

POSTED AT 18:40 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009年01月07日 12:41

実例は4軒「陰影に富む立体的空間に住む」

一日を通して、刻々と変化する美しい光と影が織り成す空間は、不思議に穏やかで心地良い空気が漂っています。昼は窓から差し込む太陽の光に包まれ、夜は点在する優しい照明に照らし出されるのです。今回は「外光(自然光)」と「照明(人工光)」をテーマに、光が印象的なシーンをつくり出す住まいを4軒紹介します。


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N邸 東京・世田谷 設計/新関謙一郎 NIIZEKI STUDIO


1、2階をドラマチックに変化させたいというオーナーのため、ベッドルームや水まわりのある1階は最小限に光を絞ったこもる空間、リビング&ダイニングキッチンのある2階はスリット状の開口部から差し込む光が静かに壁面を照らし出す伸びやかな空間としています。「開口部を重視するあまり、壁は窓をつくった後に残されたものと思われがちだが、どこにどのような壁をつくるかが重要」という建築家の考えにより、この住まいの光は壁によって存在づけられています。


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N邸 広島市 設計/サポーズデザインオフィス


狭小地で建ぺい率最大の面積に確保するのではなく、建物の南側壁面の内部に構造の軸となる直径110mm鉄骨柱を配することで、箱をずらして積み重ねたような特徴的なフォルムを実現。それによって生じたスペースに配されたトップライトが、N邸に光を導く重要な存在となっています。

POSTED AT 12:41 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009年01月06日 19:02

「Material WOOD 木材の魅力」

日本国内で流通している木材の樹種は200種類を超え、同じ樹種でも土壌や気候によって性質や見た目が異なり、空間に用いた際の印象も変わります。木材の性質は製品データには表れないため扱いは難しいものの、それこそが自然素材の魅力といえるでしょう。特に無垢材は「木の個性」を見抜く目とそれを使いこなすノウハウが重要。木材の特性を知ったうえで効果的に住まいに取り入れることが大切なのです。


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POSTED AT 19:02 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2009年01月06日 18:46

CLOSE-UP DESIGNERはPeter Carlson

2001年にアメリカ東海岸のコネチカット州で創立した照明メーカー、CL Sterling & Son。ハイエンドな住宅の照明を中心にデザインを行い、急成長した背景にあるのはデザイナー、Peter Carlsonの存在です。インテリアデザイナーとして華やかな経歴を持ち、コンテンポラリーなデザインの照明を手掛ける彼は、人々の心を癒やす美しい光を生み出します。


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E邸 東京・渋谷 インテリアデザイン/Peter Carlson(CL Sterling & Son, LLC) 
設計/城戸崎建築研究室(no.34に掲載)

POSTED AT 18:46 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月01日 18:22

no.38は「光」について考えます

今日からもう11月、私たちは年末に向けて今年最後の撮影に入っています。今回は、兵庫、山口、広島と、次号no.38の「光」特集のロケ。今回は昼夜で同じアングルのカットを撮るという、今までにない試みです。
先日、来日したアメリカの照明メーカー、CL Stearling & Sonのデザイナー、Peter Crlsonと食事をしたときのこと。彼は庭に埋め込むタイプのソーラー式ライトを発表する予定だとか。コードがないと庭がすっきりするうえ、太陽光発電で電気代も不要と二倍うれしい話です。高さが低めで少しデコラティブなランプをデザインして欲しいというこちらからのオーダーに、「日本の照明メーカーはそんなことは言ってくれない」と、笑っていました。
そう、最近のモダンな家具は全体的に低めのデザインが主流にもかかわらず、フロアランプやテーブルランプの高さはあまり変わっていないため、コーディネートがしにくいからです。たとえば、B&B ItariaやARMANI CASAなど、家具を中心としてトータルで提案しているブランドは、家具とのプロポーションを考えて、低め、もしくは可動式のフロアランプを展開しています (B&B Itariaのアントニオ・チッテリオがデザインしたフロアランプは、残念ながら日本では購入不可・・・・・・)。一方、それに比べて照明メーカーのフロアランプは高さがあるため、壁際のコンソールと共にコーディネートしなければならず、いつも考えてしまいます。


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特集「Will be Fabric」(no.35)


ミニマルスタイルの日本の住宅の多くは、空間構成やディテールは優れているものの、平面的で真っ白。特に外観は真っ青な空の下、光が当たってこそ、立体的で美しく見えます。そして室内も同様に白く塗装され、素材感はほとんどありません。まるでスチレンボードでつくられた建築模型を思い出させます。基本的に、光は自然光も人工光も同じ。自然光の場合は、開口部を取りすぎると前後左右から光が回り込み、空間全体は明るくなりますが、フラットに感じられます。たとえば、大きな壁面のどちらか一方向から光が差し込むように計画してグラデーションをつくり出すことで、空間はより立体的に見えるのです。
一方、照明の場合、天井にまんべんなく配灯するのは、日中における太陽の役割をそのまま再現しているのと変わりません。前回の照明特集「心地良い明かり」(no.26)でも述べたように、闇のない四角い空間は平面的に感じられます。光は丸いエネルギーを発散し、キャンドルの明かりのように円形のグラデーションを描き出すのですから、必要な場所に光を点在させるだけで、美しい空間が生まれます。しかし、一番の問題は日本の住宅照明が設備の一つと考えられていること。住み手がライフスタイルに合わせて必要な光を足していくという考え方ではありません。欧米では、一般的に設備照明は必要最低限とし、フロアランプやテーブルランプを用いて家具や調度品と共に空間をコーディネートしていきます。次号は自然光と人工光の双方を含む“光”をテーマに、一日の時間軸に沿って私たちのライフスタイルの在り方を考えます。

POSTED AT 18:22 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)