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2014年03月11日 16:29

I’m home.インテリアコーディネート事業 軽井沢プロジェクト

今年4月末竣工予定の軽井沢プロジェクト。既存部分のリノベーションと増築部分で合わせて約80坪の木造平屋建ての週末住宅です。昨日は、設計チームと共に外壁材のサンプルを現場で確認しました。前回、施工会社にジョリパット吹き付け部分の色サンプルを三種類作成してもらいましたが、その二色の中間色をさらに二種類作成依頼。今回、その色を確認しに来たわけですが、ようやく決定した玄関まわりの壁に貼るスレートと合わせたところ、微妙な色合いに。さらにジョリパットの中間色を二種類追加依頼しましたが、施工会社の現場監督はほとんど違わないのに、と苦笑。とにかく効率的にどんどん進めたい施工側とデザインやその仕上がりに最後まで妥協しない設計側は、立場の違いから意見が異なることが多々あります。現場は職人のモチベーションが下がるからと、とかくやり直しは嫌うのです。
このプロジェクトの改修部分は、キッチンとファミリーリビングを壁で仕切るかたちでレイアウト。その間にはどちらからでも見える暖炉を組み込み、その厚みを利用して左右に収納を設けています。ところが、デッドスペースとなっていた場所にも奥行き18cm程度の隙間収納ができることを発見。キッチンにパントリールームを設けることができなかったため、こちらとしては何としても実現したいところ。すでにプラスターボードで仕上げている部分にどのように扉をつけるか、理由をつけてやり直したくない現場監督と、最小限のやり直しで実現したい設計チームとの攻防戦です。最終的には収納をつくる方向でまとまりましたが、図面で見ているのと実際現場で見るのとでは感じることが違うから不思議です。今週は、コンサバトリーとキッチンの天井に貼る古材の現物を、メーカーの商品倉庫に確認に行く予定です。まだまだ困難が続きますが、ひたすら完成を思い描きながら一つずつクリアする日々です。

2013年11月18日 18:31

キッチンにかけるコスト

新規のインテリアコーディネートのプロジェクトがスタートし、今度は本誌でも取材したことがあるJWA建築・都市設計の渡辺 純さんと偶然ご一緒することに。延床約40坪の木造2階建ての住宅です。まだ打ち合わせは二回ですが、竣工予定が来年の春なので内装材の仕様をクライアント、建築家、施工会社と共に急ぎ再検討中。キッチンは国産のシステムキッチンを入れる予定だとのこと、クライアントと年内にショールームに行くことになりそうです。
このほか、キッチンの依頼先には造作専門の家具会社(ショールームはなく、建築家やインテリアデザイナーなどのプロが直接依頼)やオーダーキッチンの会社(ショールームがあり、プロも一般の人も依頼)があり、皆、一見同じようですが、実はかなり業務内容が異なります。現在、いくつかプロジェクトが進行していますが、キッチンの見積もり金額は300万円~1,200万円とさまざま。基本的な機能自体はそんなに変わりがないわけですが、キッチンにかける費用が総工費の何%を占めているのかは興味があるところ。次回のキッチン特集は、どのような内容にしようか思案中です。

2013年11月12日 18:28

I’m home. とつくるインテリア

インテリアコーディネート事業でS.O.Y.建築環境研究所の山中祐一郎さんと共に進めていた住宅プロジェクトの撮影を行いました。クライアントは8月末に引越ししたものの、その後、追加の家具やアート、小物などを発注し、ようやくリビングのアートが入ってほぼ完成に近づいたからです。それと同時にバスルームのフックや造作収納の取っ手なども取り付けてもらいました。

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リビングには、L字型の大きなソファは入れたくないというのがクライアントからの要望。そこでW1400㎜のこぢんまりとしたハイバックのソファと籐を用いたアームチェア、パープルのラウンジチェアとさまざまなタイプをコーディネート。ダイニングは、リビングのムードに合わせてテーブルとイスを異なるメーカーで選び、空間のアクセントとなる大きなペンダントライトはサビ鉄板を曲げたクールでダイナミックなものに。最初から建築とインテリアを分けて考えていたクライアントから実施設計の段階で依頼があり、キッチンやバスルーム、リビングの造作家具など、山中さんたちと時間をかけて案を練ることができました。個性的なクライアントとの出会いはとても刺激的で、私たちのコーディネートをさらにグレードアップさせてくれます。
こちらは、次号no.68で掲載するので、どうぞお楽しみに。

2013年08月26日 21:11

I’m home. とつくるインテリア New Project

クライアントからの依頼で、S.O.Y.建築環境研究所の建築家・山中祐一郎さんと共作したニュープロジェクト。リビングは、MERIDIANI、FLEXFORM、LIVING DIVANIなどの家具をミックスし、ダイニングはGERVASONIとFLEXFORMでまとめました。中庭を囲むかたちの平屋のプランニングに、クールでエレガントなアイテムをコーディネート。ようやくリビングのアートが決定したので、納品後に本格的に撮影する予定です。どうぞお楽しみに。

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2013年08月16日 16:53

Interior collaboration with " I'm home."

昨年3月からスタートしたI'm home.のインテリアコーディネート事業。住まいとは、個々のライフスタイルを反映し、豊かな暮らしの器となる大切な存在です。I’m home.は、その家族のかたちに最もふさわしいインテリアを提案したいと考えます。今回は前号no.65に引き続き、「10年後の暮らしに合うインテリア」をテーマにしたY邸のVol.2をディテールまで含めて紹介します。

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POSTED AT 16:53 | no.66 | no.66 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2013年04月23日 19:19

I'm home. インテリアプロジェクト

二週間のイタリア取材から帰国し、編集もインテリアの仕事も山積み状態にもかかわらず、このままゴールデンウィークに突入。東京に帰ってあまりの寒さに驚いたものの、新緑の季節を迎えて連休明けから撮影のオンシーズンが始まります。連休の合間には愛知県の住宅が引き渡しを迎え、納期まで約4カ月を要した家具たちがようやくダイニングやリビングに並びます。また、昨年から続いていた住宅の仕事が終了間近となり、1階のビストロもようやくオープン。サローネ開催期間中と重なり、初日には間に合いませんでしたが、昨晩、初めてお客として訪れました。店舗と住宅の大きな違いは、不特定多数の人が利用し、対価を支払って食と共に時間を過ごすこと。それだけにオーナーからの要望もかなり詳細で、自分自身も客目線で座ってみる必要があります。こちらのプロジェクトは撮影を始めるので、次号辺りから掲載できそうです。


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Y邸KIDSルーム インテリアデザイン/I'm home.

2012年12月14日 10:35

今日は、この3カ月で一気にインテリアを進めてきた住宅の引き渡しの日。フィンランド取材から帰国したと同時にプロジェクトがスタートし、その二週間後にはオーストリア取材が控えていました。前任のインテリアコーディネーターが辞めてすでに3カ月以上が過ぎていたものの、12月半ばの竣工に向かって建築工事は着々と進むなか、すぐに決めなくてはならなかったのはキッチンの仕様。これまでの内容を確認し、仕上げを考えるだけでなく全体のプランも一部変更すると共に、造作家具や建具の打ち合わせも。住宅インテリアの仕事のほとんどは、キッチンや洗面、トイレなどの造作収納のデザインに尽きると言えます。1回に半日以上を要する打ち合わせを含め、次の取材に出るまでにどれほどクライアントとやり取りを重ねたことか。
現在の状況を把握しながら、彼らの望みをヒアリングし、次々と期限が迫る事項を決めていかなければなりません。竣工まで残すところ3カ月となると変更できないことが多く、自由度はかなり制限されます。造作関係の後は壁紙や建具、、、とは言え、躯体がほぼ立ち上がるなか、壁や天井はクロス仕様が条件で、居室の扉や窓も決められた製品のなかから選ぶことに。しかし、見積もり上で1,000円/㎡程度でスペックされたクロスに、それより安価な量産クロスを含め、一部海外の紙クロスを使用するなど、フロアごと、トイレやバスルームなど居室ごとに変化をつけることにしました。
明日の引っ越しを控え、今日は午後から家具納品のほか、ダイニングに吊るしたペンダントライトの高さの微調整や、今後の打ち合わせも。まだ、造作の残工事と屋上テラスやアートのことが残っているからです。住宅は竣工したときがスタート。本来なら3~5年をかけて完成させるインテリアを、可能な限り早くと急ぐ日本人が多いなか、時には一息ついて振り返る時間も必要でしょう。私たちでさえも、全体ができてみないと分からないこともあるからです。
来週はもう一つのプロジェクトの引き渡しがあり、また来年春と夏に竣工予定のプロジェクトもスタート。新たな気持ちで、キッチンと造作収納を一から打ち合わせする日々です。

2012年06月28日 11:19

ファブリックは楽しい

このところインテリアコーディネートの仕事でほぼ毎回カーテンを製作しています。ファブリックの魅力は完成度の高いデザインでありながら完成品ではないところ。同素材の色違いを組み合わせる、カーテンレールにストレートバランスをつける、またポールを用いてハトメのカーテンをつくる、そしてタッセルは何にするか、などなど。どのように組み合わせてつくるかで同じファブリックでもまったく違う仕上がりになります。一つのプロジェクトで何度、メーカーに足を運ぶか、、、とはいえ、とにかくファブリックを扱うのは楽しい仕事。
次号no.60でインテリアのイメージボードを製作するため、今日は京橋にあるメーカー、トミタへ。企画とインテリアコーディネートの仕事も兼ねて、さまざまなサンプルを取り寄せることに。ファブリックを見ているといろいろなイメージが膨らみます。


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2012年06月20日 16:11

インテリアコーディネート by "I'm home."

以前、インテリアをコーディネートした高層マンションに住むクライアントYさんの仕事をしています。自宅に隣接した部屋を購入したとのこと、エントランスと主寝室をプチリフォームし、リビング&ダイニングの造作収納や家具、カーテンをコーディネートしました。最後の納品はお盆明けなので待ち遠しい限りです。イタリアのモダン家具は、ほとんどが発注から納品まで3カ月半~4カ月。近年は直接日本に入って来る船が少なくなったので納期が読めないという話を耳にします。輸入車の売り上げは好調なのに、日本では他の商品は売れないのでしょうか。
 一方、DHLでは個人輸入の荷物が増えているとか。アメリカには倉庫サイトなるビジネスがあり、インターネット通販でダイレクトに日本へ配送できない商品を、一旦、契約している倉庫に送り、国際宅配便を使って日本に個人輸入するシステムです。私もそれに加入していて、先日、アウトドア用のラウンドテーブルを購入。φ1000㎜のものを探していましたが、さすがアメリカだけあって、サイズはφ1200㎜とφ1500㎜のみ。DHLのドライバーは汗だくでマンションの階段を運んだものの、わずかな差で玄関から入らず、結局、一度バラしてテラスで組み立て直すことに。家に工具がありラッキーでした。搬入できないからと軒先に置いて帰るわけにもいかず、個人輸入こそ彼らにとって災難かもしれません。
 先日、Y邸別宅の残工事を行った際、寝室のテレビ台も自宅と同じものにしたいとの要望がありました。自宅主寝室のテレビ台はアメリカのpottery barnから前述のシステムを利用して購入したもの。こちらは搬入用の大きなエレベーターがあるので問題はありませんが、Yさんは配送料を払っても安価だと思っている様子。納品した家具を気に入ってくれたのだと安心しましたが、海外通販で個人輸入をする人は今後、徐々に増えていくでしょう。日本人は英語で買い物するのは不得手の人が多いかもしれませんが、選択肢が広がるのは良いことです。ちなみに国際宅配便の配送料は大きさと重さに関係するので事前に確認を。時には、購入した商品と同額もしくはそれより高くなってしまう場合もあるからです。
ちなみに、Y邸の造作収納はno.59の124頁に、ビフォー&アフターを含めた企画はno.61で掲載予定です。


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デザイン/I’m home. 製作/アムスタイル