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インテリアに関するお問い合わせ


2016年02月24日 18:13

From Editor/住まいを誰とつくるか

 住まいづくりを経験できる機会は、一生のうち一度か二度。それでは、自分に合った住まいを建てるにはどこに依頼するのが良いでしょうか。設計業務を主とする建築家、もしくは設計と施工の両方を請け負うハウスメーカーや工務店などがあり、そのほかにも分譲マンションや建て売り住宅を購入する選択肢もあります。たとえるなら、建築家に依頼するのは一つひとつ好きなものを選ぶアラカルト。一方、ある程度の範囲から室内外の仕様を決める設計・施工の会社は、プリフィックスメニューから選ぶコースといったところでしょうか。先日、コーディネートの相談がありましたが、前述のような依頼先の違いを分かっていない様子。もちろん、それぞれにメリットとデメリットはあるのですが、まずはきちんと把握するところから始めたいもの。  

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両者の最も異なる点は、前者は施主と共に施工会社を選ぶこと。内外装の仕様を決める実施設計を終えた段階でいくつかの施工会社に施工費の見積もりを依頼するため、後者に比べて設計料を含めた全体費用を知るのに時間を要します。その反面、各社の施工費を見比べられるメリットも。短期間で建てたいなら、それはデメリットになるかもしれません。さらに、建築家は施工会社が図面通りに施工しているか監理を行うのも仕事の一つ。設計と施工が分離されているからこそ、建築家は見積もり価格のチェックもできるのです。もちろん、建築家に依頼することにもデメリットはあります。施工会社選びの善し悪しは建築家の力量にかかってくるし、なかにはインテリアのデザインが不得手の人もいます。なかなか複雑な仕組みなので近いうちに特集したいと思っていますが、いずれにしても、その采配を振るのは施主にほかなりません。理想の住まいを誰とつくるのが良いのか、今一度、考えてみませんか。

Elisa SUMITA, Editorial Director

2016年02月24日 18:13 | no.81 | | Comments (0) | TrackBack (0)