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2014年04月30日 14:17

In & Out Living Design/光と風に包まれて暮らす

光が満ち、心地良い風が吹き抜ける住まいは、暮らしに潤いを与えます。今回は、趣向の異なるアウトドア空間を持つ国内外4軒の住まいを紹介。室内外を連続させた伸びやかなリビングや、景色を切り取って室内を彩る開口など、恵まれた風土の特性を生かすだけでなく、都市のなかの限られた敷地ながら自然をうまくとり込んだプランなど、それぞれに居心地の良いアウトドア空間の在り方を探ります。

Case Study
01 室内外をフラットにつなげるアウトドアリビング
Ehrlich Residence  Los Angeles, U.S.A.  Architecture : Steven Ehrlich / Ehrlich Architects

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02 傾斜地に沿って配したレベル差のあるテラス
Herman Residence  Los Angeles, U.S.A.  Architecture : Frederick Fisher8

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03 中庭を包むように配した四つの黒い箱
N Residence  Tokyo  Architecture : NIIZEKI STUDIO

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04 恵まれた自然を五感で楽しむレンガ貼りのテラス
Y Residence  Kanagawa  Architecture : 彦根建築設計事務所 彦根アンドレア

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2014年04月30日 14:17 | no.70 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2014年04月16日 13:59

2014年ミラノサローネ

 毎年4月に開催されるミラノサローネ。今年のモダンデザインは、全体的にコンテンポラリー・クラシックが色濃く出ていました。デザイン的にはハイバックのラウンジチェアやソファ、革やファブリックのボタン締め、木についてはこれまでの柾目から板目や浮づくりが増え、さらにグロッシーな仕上げがラインアップされたほか、メタル素材はブロンズやゴールドなど。最近は、一部でロシアや中東のマーケットを意識したゴージャスでクラシカルなデザインを発表するメーカーがあるなか、今年は原点回帰なのかクラシックテースト。緩やかなモダンデザインを好む本誌としては、原点回帰は大歓迎です。

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LIVING DIVANIのPiero Lissoni新作ソファ「LIPP」


 浮づくりで板目というと、イタリアのキッチンメーカーであるBoffiのアートディレクター、Piero Lissoniが一昨年からいち早く採用していましたが、新作のキッチンキャビ ネットにも同様の素材を使用。さらに炭化させた面材にも挑戦していました。偶然にも、I'm home.の住宅プロジェクトで選んだフローリングが、オーク材浮づくりの板目を 炭化させた特注品。真っ黒なものが見つからず、ようやく手に入れたサンプルでしたが、実は以前Lissoniがマンションのモデルルームのために特注したものだとか。偶然が重なり知った事実ですが、なるほどなぁ、と意外なところで点が線につながりました。

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Boffiの新作キッチン。デザインはPiero Lissoni


 彼は、同じくアートディレクターを務めるLIVING DIVANIからもハイバックのラウンジチェアを3年前に発表。イタリアのデザイン界を牽引する存在だけに、トレンドそのものをつくる側にいるのでしょう。そのLissoniも日本からたくさんのインスピレーションを得ているとのこと。クリエーターたちが多様な文化を感じることで新たなデザインを生み出す、そこに日本がかかわっているとすれば、少々誇らしい気持ちになります。今回、複数のブランドにインタビューするなかで耳にしたのが「サムライ・スピリット」という言葉。正直、なぜ侍かは分かりませんが、精神性を重んじたデザインということなのでしょうか。古き良き日本は、彼らにどこか神秘性を感じさせる存在なのかもしれません。
 フィエラ会場では、昨年取材したPaola Navoneに再会したほか、MinottiのアートディレクターであるRodolfo Dordoniにインタビューを、そしてPAOLA LENTIの会場では、偶然、建築家 のVincent Van Duysenと会い、新作について話を聞くことに。

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PAOLA LENTIから発表されたVincent Van Duysenの新作アウトドアチェア「Portofino folding chairs」

今回はPaola本人から依頼があり、折り畳み式のホールディングチェアの開発に至ったとか。無垢材のフレームはとても美しく、彼の自宅を取材したときにダイニングで見たアンティークチェアを思い出させました。


Elisa SUMITA, Editorial Director

2014年04月16日 13:59 | no.70 | | Comments (0) | TrackBack (0)