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2013年08月28日 11:12

時間をかけて住まいをつくる

誰と住まいをつくるのか……その選択肢はさまざま。戸建て住宅マーケットの大部分はハウスメーカーや工務店に依頼するケースがほとんど。それを除くほんの数パーセントが建築家やインテリアデザイナーと共に住まいをつくるわけですが、この選択肢以外にも住宅プロデュースの会社やハウスメーカーと設計事務所の中間的な会社などがあり、施主の立場で考えると、どこが自分と相性が良いのか迷ってしまうかも知れません。大きな違いは、ハウスメーカーと工務店は設計と施工を総合的に行う一方、設計事務所は設計を担当し、施工は工務店や建設会社に任せます。
I’m home.では、建築家やインテリアデザイナーと共に住まいをつくることをテーマに本づくりをしています。その最大のメリットは設計の自由度が高いことですが、もちろんメリットばかりではありません。しかしながら、もし自分が施主の立場だったら、選ぶべき道がここにあると思うからこその選択です。一番大切なのは、自分が“どのように生きたいか=住みたいか”であり、ほとんどの人が一生に一度かせいぜい二度の経験しかない住まいづくりにおいては、その回答をうまく導き出してくれる専門家に出会うことが最も重要でしょう。自分と同じ生き方の人はいないのですから、同じ住まいもないはずです。
今回、「HOW TO BUILD A HOME」と題する住まいづくりについての特集を組んでいます。小誌では昨年からインテリアコーディネート事業を開始しましたが、プロジェクトに参加すればするほど、ある疑問が生じてきたからです。「一般的には」という言葉をよく耳にしますが、どのような基準でそれが一般的と言われるようになったのでしょうか。基本設計や実施設計にはどのくらい時間をかけ、施工期間はどのくらい必要なのか。もちろん、敷地の条件や周囲の環境、そしてインテリアにどこまで手を掛けるのかによっても異なってきます。また、最近よく耳にする施工会社の倒産や施工時のトラブルに対して、施工会社がどのような保険に入っているのか、などなど。質の高いデザインを実現するためにも、今一度、住まいづくりについて考えてみるべきだと感じました。
自分の城(住まい)をつくるのは、人生における大きな夢の一つ。ライフスタイルとは、趣味や食、ファッションだけでなく、住まいに至るすべてを指しています。住まいに関しては専門家の助けを必要としますが、それも含めて自分のライフスタイルと言えるのです。高い費用がかかるからこそ、後悔しないために、時間をかけてゆっくりとステップを踏んでいきたいものです。

Elisa SUMITA, Editorial Director

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