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2012年12月26日 10:17

Next House Complex これからの中低層集合住宅

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都市生活にふさわしい住まいの一つが、集合住宅ではないでしょうか。都市における集合住宅の歴史は、古代より世界中で連綿と続いてきました。日本では、高度経済成長期に無秩序な都市の乱開発が行われ、高齢化が進んでいる現在、遺産相続により土地が分割され小住宅が乱立する状況が加速しています。そのような現状にあって、都市の景観や機能、個々の住環境を維持するために、中低層の集合住宅が果たす役割は大きいと言えるでしょう。
今回は、賃貸・分譲・コーポラティブハウスなど、さまざまな形態の中低層集合住宅5軒を紹介。さらに、欧米の都市住宅と比較することで、日本の都市における集合住宅の在り方について考えます。



CASE STUDY 1 住み手がデザインするスケルトン・インフィル
Tila Architecture : Pia Ilonen Talli Architecture & Design


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CASE STUDY 2  機能とデザインを備えた緩衝壁のダブルファサード
BREEZE  Architecture : アールテクニック


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CASE STUDY 3  自由設計を楽しむコーポラティブハウス
st bldg.  Architecture : 若松均建築設計事務所


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CASE STUDY 4  オーナーと居住者をつなぐ共用の土間
KRJ  Architecture : NIIZEKI STUDIO


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CASE STUDY 5  楕円のデザインと素材が彩るメゾネット
Apt. A  Design : KEIKO+MANABU


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Case in Japan 都市の集合住宅

世界の大都市の中心地に住む場合、選択肢の大半は集合住宅です。中心地の戸建て住宅といえば、数少ない上流階級の居住エリアに建つ大邸宅くらいのもの。一方、日本では、都心と近郊、郊外の境界が曖昧で「住まいのためのエリア(地区)」という概念がなく、その結果として街並みの秩序が失われているのが現状です。本来、都心では集合住宅の集積が街並みの骨格となり、集合した余白がエリアの広場や公園となって、地域のコミュニティーのコアを担ってきました。欧米の集合住宅との比較を含め、日本の都市における住まい方を検証し、これからの集合住宅の方向性を探ります。

2012年12月26日 10:17 | no.62 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2012年12月21日 14:15

Interior Blanket

肌寒い季節に部屋でくつろぐときはもちろん、家具にかけておくだけで、空間に彩りや質感を添えるブランケット。海外ではデコレーションアイテムとしてもとり入れられています。肌触りの良いカシミヤ素材や、体をすっぽり包み込む大判サイズの温かいウール素材まで、豊かなラインアップを紹介。

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2012年12月21日 14:15 | no.62 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2012年12月20日 13:48

CLOSE-UP DESIGNER/LUCA NICHETTO

家具や照明だけでなく、ガラスの花器やテーブルウェア、そして洗面台に至るまで、幅広いプロダクトを手掛けるイタリア人若手デザイナー、Luca Nichetto。2012年のミラノサローネでは、Cassinaを始め13社から新作を発表しました。人気デザイナーとして注目される彼は、イタリアのほかスウェーデン・ストックホルムにも拠点を置き、長く大切に使えるプロダクトをデザインしたいと、持続可能なものづくりを模索しています。

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「オートクチュールのドレスをまとったようなソファ」がコンセプト。洗練されたファブリックの上からジグザグのステッチを施した「LA MISE」はカッシーナ・イクスシーから発売



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LUCA NICHETTOルカ・ニケット/イタリア・ヴェネツィア生まれ。ヴェネツィア建築大学でインダストリアルデザインを学ぶ。ムラーノガラスのブランドSalviatiで自身初のプロダクトデザインを担当すると共に、照明メーカーのFOSCARINIともコラボレーション。De Padova、MOROSO、VENINIなど、数多くのブランドのプロダクトをデザインを行う

2012年12月20日 13:48 | no.62 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2012年12月19日 13:36

The Log Luxury BY HONKA

バルト海に面するロシア第二の都市、サンクトペテルブルク(旧レニングラード)から北へ車を走らせること約1時間、湖畔の森に広がる高級住宅地「コッパーレイクエリア」を訪ねました。本誌が前号(no.61)で取材したフィンランドのログハウスメーカー・HONKAが、開発から建物の建設までを手掛けた32万㎡の広大な敷地は、3000〜4000㎡の敷地に区画分譲され、オーナーの希望に合わせたデザインによる45棟の「ログホーム」が立ち並んでいます。外部建築家と共に生み出されるログを用いたラグジュアリーなこれらの「ログホーム」から、モダンとクラシック、対照的なコンセプトによる2軒を紹介します。


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ホンカがロシアに輸出を開始したのは1992年。年輪が密で堅牢なフィンランド産のポーラーパイン材とポーラースプルース材を使い、ログハウス建設実績世界トップクラスの経験に基づく技術により、ロシア国内で確固たる地位を確立。ハイエンドな住宅地開発の実績も多く、その一つであるコッパーレイクエリアは、都心に仕事を持ちながら自然に囲まれた豊かな暮らしを求める富裕層のニーズに応えて2007年に完成しました。敷地内には、公園やプライベートビーチも完備。敷地の一角、湖を見下ろす斜面の上部に立つA邸は、マツやシラカバの木々に溶け込むダークブラウンのログが印象的です。

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設計を手掛けたロシア人建築家、Sergey Rogulev(セルゲイ・ログレフ)がイメージしたのは、ホンカのログに御影石やガラス、メタルなど硬質な異素材を組み合わせた「力強いログホーム」。建築面積約450㎡の大空間を設計するうえで、「線」の素材であるログに、「面」の素材として石やガラスを合わせ、均整のとれたプロポーションとモダンな表情を表現しました。異素材の色や質感を引き立てるため、ログは室内外共にダークブラウンにペイント。緑に調和しながら存在感を放つマッシブな外観は、ログのイメージを一新します。

A Residence St. Petersburg, Russia  Architecture : Sergey Rogulev




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シャンデリアの灯りに浮かび上がる繊細な天井画。豊かなドレープのカーテンが流れるようなラインを描き、縦長の開口に絞り込まれた午後の光が、アンティークの家具やログの壁に陰影を描き出しています。森の中に佇む中世の貴族の住まいをイメージしたオーナーに対して、設計を担当したロシア人建築家、Slava Valoven(スラヴァ・ヴァロヴェン)は、18世紀後半、古代ギリシャやローマ時代の復古を受けた新古典主義様式にヒントを得てデザインを開始。堅牢性と断熱性に優れたホンカの素材と高い技術を生かして、オーナー所有のアンティーク家具がなじむ、時を越えた心地良さが宿る住まいを実現しています。

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M Residence St.Petersburg, Russia Architecture : Slava Valoven

2012年12月19日 13:36 | no.62 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2012年12月14日 10:35

今日は、この3カ月で一気にインテリアを進めてきた住宅の引き渡しの日。フィンランド取材から帰国したと同時にプロジェクトがスタートし、その二週間後にはオーストリア取材が控えていました。前任のインテリアコーディネーターが辞めてすでに3カ月以上が過ぎていたものの、12月半ばの竣工に向かって建築工事は着々と進むなか、すぐに決めなくてはならなかったのはキッチンの仕様。これまでの内容を確認し、仕上げを考えるだけでなく全体のプランも一部変更すると共に、造作家具や建具の打ち合わせも。住宅インテリアの仕事のほとんどは、キッチンや洗面、トイレなどの造作収納のデザインに尽きると言えます。1回に半日以上を要する打ち合わせを含め、次の取材に出るまでにどれほどクライアントとやり取りを重ねたことか。
現在の状況を把握しながら、彼らの望みをヒアリングし、次々と期限が迫る事項を決めていかなければなりません。竣工まで残すところ3カ月となると変更できないことが多く、自由度はかなり制限されます。造作関係の後は壁紙や建具、、、とは言え、躯体がほぼ立ち上がるなか、壁や天井はクロス仕様が条件で、居室の扉や窓も決められた製品のなかから選ぶことに。しかし、見積もり上で1,000円/㎡程度でスペックされたクロスに、それより安価な量産クロスを含め、一部海外の紙クロスを使用するなど、フロアごと、トイレやバスルームなど居室ごとに変化をつけることにしました。
明日の引っ越しを控え、今日は午後から家具納品のほか、ダイニングに吊るしたペンダントライトの高さの微調整や、今後の打ち合わせも。まだ、造作の残工事と屋上テラスやアートのことが残っているからです。住宅は竣工したときがスタート。本来なら3~5年をかけて完成させるインテリアを、可能な限り早くと急ぐ日本人が多いなか、時には一息ついて振り返る時間も必要でしょう。私たちでさえも、全体ができてみないと分からないこともあるからです。
来週はもう一つのプロジェクトの引き渡しがあり、また来年春と夏に竣工予定のプロジェクトもスタート。新たな気持ちで、キッチンと造作収納を一から打ち合わせする日々です。

2012年12月03日 13:33

11月8日のTDCセミナーには、80名を超えるメーカーやインテリアコーディネーターの方々に来ていただきました。意外だったのは、カーテンの長さやフロアライトの高さなど具体的なスペックの話に対する反応。セミナーの後の懇親会で「高さ1600㎜以下のフロアライトを取り扱っています」とショップの方。高さ1800㎜あるライトは、ソファの脇に置くと座ったときにシェードの中が見えてしまう、でもなかなか良い高さの商品がないとお話したからです。また、ダイニングテーブルの上に吊るすペンダントライトは、座ったときにシェードの中の電球が見えるのはムードがないとお話したところ、照明メーカーの方から開発の参考に、と言っていただきました。カーテンの長さや海外と日本の家具のサイズやボリュームの違いにより、ミックスコーディネートが難しいという話には、コーディネーターの方が頷いているのが見えました。年末に向けてお忙しいなか、ご来場いただきありがとうございました。

2012年12月03日 13:33 | ニュース | | Comments (0) | TrackBack (0)