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2010年01月07日 12:41
CASE-01 スキップフロアのコンパクト空間を効率的に冷暖房
私たちは日々の生活を営むなかで膨大なエネルギーを消費し、地球環境に負荷をかけています。これらを削減するためには、長く住み続けることのできる性能を確保すると同時に、設備機器を含めた住宅の省エネ化を考えなければなりません。ここでは、自然の光や風を最大限に生かしながら、太陽光発電、ソーラーシステム、土壌蓄熱式床暖房など、エネルギー負荷を軽減する設備を取り入れて快適な住まいを実現した4軒を紹介します。
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T邸 設計/服部信康建築設計事務所
建物のほぼ中央に壁で囲んだ幅3.3m×奥行き2.4m×高さ4.2mのボックスを配し、その1階にウオークイン・クローゼット、2階に書斎を配しボックスを中心に1階西側から反時計回りにレベルを上げながら水まわり、ダイニング、キッチン、リビング、和室、寝室、そしてキッチン上階にインナーテラスをレイアウト。このようなオープンな空間において、一年を通した温熱環境への配慮は欠かせません。暖房設備にはイニシャルコストとランニングコストを考慮して土壌蓄熱式床暖房「サーマ・スラブ」を採用。基礎下の土壌に埋設したヒーターパネルが地中に蓄熱層を形成し、躯体を輻射熱で暖める仕組みです。
土を蓄熱材としたこの製品は速暖性のある電気式と比べてエネルギー負荷が少ないだけでなく、床の温度が最高約25℃と低温なので躯体への負担が少ないのが特徴。サーマ・スラブによって暖められた空気がリビングや和室の階段の蹴上げ、ダイニングの窓際などに設けた吹き出し口から放出され、住まい全体を心地良い温度に保ちます。電気ヒーターとコントローラーというシンプルなシステムのため、イニシャルコストは80万円程度、熱源には割安な深夜電力を使用していることからランニングコストも軽減可能です。
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