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2008年11月03日 18:31

久々のDesigner Talkは杉本貴志さん

また、今回の特集に合わせて、Designer Talkは、商業空間において世界へ日本のデザイン力を知らしめたスーパーポテト率いるインテリアデザイナーの杉本貴志さんを取材。長年にわたって数多くの華々しい業績を残しながらも、杉本さんの人生観はとてもミニマルです。「わび茶のような暮らしが理想」という杉本さんがたどり着いた場所は、インドネシア・バリ島。豊かな自然が残るこの地に構えた光あふれる茶室とヴィラを訪れ、もてなしの精神や現代人が失った自然観について語りながら、杉本さんと共に日本の原風景を探します。


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光のモザイクに包まれ、自然と対話しながら一服の薄茶をいただく。南国の鳥や虫の声、神聖な清流の音に耳を澄まし、バリの風流を肌で感じながら堪能する茶の湯は格別です。ちなみに、今号の表紙は杉本さんの茶室。床の間にしつらえたのは、椿に見立てて、オランダのジンのボトルに生けたハイビスカス。陰影のある茶室では、熱帯の花も奥ゆかしく見えます。


初めて訪れたバリは、ちょうど乾季が終わりを告げるとき。バリ州都、デンパサールにあるングラ・ライ空港から車で北上すること約1時間。山間部に位置するギャニャール県ウブドは、意外に涼しかったのが印象的でした。短い取材日程でしたが、最終日の夜にはインドネシアの伝統楽器、ガムランの演奏に耳を傾ける機会が。客と亭主が杯を分かち合い、同じテーブルで地元の料理を食して音楽を楽しむという、杉本流のもてなしでした。

 そして、今回は「冷静の美」と題して、原 研哉、深澤直人両氏と杉本さんの鼎談も掲載。お三方は、「無印良品」のデザインアドバイザリーボード。お忙しい方々の予定を合わせるのは、これまでになく大変でしたが、日本のデザインや住まいについて興味深いご意見を伺えました。

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