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2008年11月07日 18:44

特集ECO HEATING「省エネルギーでつくる快適な住まい」

冬の住まいを快適に保つために暖房設備は欠かせませんが、温暖化対策が進む現在、総合的な温熱環境の計画が必要となってきました。日本の住宅のエネルギー消費量、CO2排出量は年々増加し、なかでも暖房は家庭における消費電力の約四の一と大きな割合を占めます。今回は、エネルギー消費量を抑えると同時に快適な暖かさを手に入れるための手法を考察。また、空間と調和する暖炉や薪ストーブを特注した実例のほか、木材を燃料とした木質ペレットストーブや薪ストーブと、放射熱によって部屋全体を暖めることができる床暖房を紹介します。


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「D邸」 軽井沢 設計/桑原聡建築研究所

2008年11月07日 18:44 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月07日 18:38

もう一つの特集「Home for Art」

インスピレーションを刺激し、創造力を生み出す上質な空間。刻々と変化する光に包まれたその空間は、それぞれの個性が存分に反映され、豊かな表情を描き出します。今回は、アトリエとギャラリーを内包した陶芸家の住まいと、美しい楽器に彩られたサロンのような音楽家の住まいを紹介します。


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「Y邸」 静岡 設計/内海智行 ミリグラムスタジオ


1階アトリエに配された前室の壁には、アトリエ兼ギャラリー「38STUDIO」を主宰し、陶芸家、本原玲子の名で活動する彼女自身の体をかたどって製作したユニークなオブジェが。味わいのあるチェストは、捨てられていたもののニスを自ら剥がしてチークオイルを塗装したとか。アトリエやギャラリーは、思わず手に取ってみたくなる作品ばかり。ちなみにno.31の「デザイナーが選ぶ小物」で建築家、内海智行さんが選んだグラスも彼女の作品です。

2008年11月07日 18:38 | no.37 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月04日 20:00

和の趣を持つ住まい3軒

今回掲載している住まいは3軒。なかでも印象深かったのは福岡のI邸です。庭のヤマボウシやアカシデがすがすがしい風に揺れ、スピーカーから軽やかなジャズが流れていました。歴史を感じさせる門構えの奥に、純日本建築の母屋と共に水平ラインを強調した平屋建ての建物が。家具やインテリアに対する興味が強く、シンプルで素材の質感が生きた北欧や日本のモダニズム建築を好むオーナーがイメージしたのは、1958年にデンマーク人建築家、ハルドー・グンログソンが建てた自邸。墨色の壁や柱、引き戸を取り入れた住まいは、どこか和の趣を感じさせます。


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「I邸」 福岡 設計/松山建築設計室


そして、空間を彩るのはオーナーが10年以上の歳月をかけて収集した数々の家具。ポール・ケアホルムの「PK22」や、30年もの間使い続けられてきたハンス・ウェグナーの「ザ・チェア」など北欧家具を中心にとしたアンティークの数々。「その時々で興味があるものを取り入れているが、好きなテーストは昔から変わらない」というオーナーの言葉が印象的でした。

2008年11月04日 20:00 | no.37 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月04日 18:32

和の特集に合わせて日本の職人を取材

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今回の特集に合わせて取材したのは、職人として正面から石と対峙する石彫家、和泉正敏さん。世界に名を知られる彫刻家、イサム・ノグチさんと共に、歴史に輝く名作を生み出し、石に自らの人生を刻みつけるように、黙々と鑿を打つ和泉さんのスピリットを求め、香川・瀬戸内にある庵治石の里を訪れました。

また、このほか岡山の木地師・仁城義勝さん、京都の表具師・村山秀紀さんも取材しています。

2008年11月04日 18:32 | no.37 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月03日 18:31

久々のDesigner Talkは杉本貴志さん

また、今回の特集に合わせて、Designer Talkは、商業空間において世界へ日本のデザイン力を知らしめたスーパーポテト率いるインテリアデザイナーの杉本貴志さんを取材。長年にわたって数多くの華々しい業績を残しながらも、杉本さんの人生観はとてもミニマルです。「わび茶のような暮らしが理想」という杉本さんがたどり着いた場所は、インドネシア・バリ島。豊かな自然が残るこの地に構えた光あふれる茶室とヴィラを訪れ、もてなしの精神や現代人が失った自然観について語りながら、杉本さんと共に日本の原風景を探します。


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光のモザイクに包まれ、自然と対話しながら一服の薄茶をいただく。南国の鳥や虫の声、神聖な清流の音に耳を澄まし、バリの風流を肌で感じながら堪能する茶の湯は格別です。ちなみに、今号の表紙は杉本さんの茶室。床の間にしつらえたのは、椿に見立てて、オランダのジンのボトルに生けたハイビスカス。陰影のある茶室では、熱帯の花も奥ゆかしく見えます。


初めて訪れたバリは、ちょうど乾季が終わりを告げるとき。バリ州都、デンパサールにあるングラ・ライ空港から車で北上すること約1時間。山間部に位置するギャニャール県ウブドは、意外に涼しかったのが印象的でした。短い取材日程でしたが、最終日の夜にはインドネシアの伝統楽器、ガムランの演奏に耳を傾ける機会が。客と亭主が杯を分かち合い、同じテーブルで地元の料理を食して音楽を楽しむという、杉本流のもてなしでした。

 そして、今回は「冷静の美」と題して、原 研哉、深澤直人両氏と杉本さんの鼎談も掲載。お三方は、「無印良品」のデザインアドバイザリーボード。お忙しい方々の予定を合わせるのは、これまでになく大変でしたが、日本のデザインや住まいについて興味深いご意見を伺えました。

2008年11月03日 18:31 | no.37 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月03日 11:29

no.37は、特集「和の空気II」

和とは何か。改めて問われると、言葉やかたちでは容易に表現しきれないものだと実感します。伝統や文化は長い年月のなかで進化していきますが、表面的な形態を摸倣するだけでは決して実現し得ないもの。それは、和が確固たる思想に基づいて成り立ち、私たちはそこに漂う風情や根底にある精神に、美しさを見い出すからではないでしょうか。今回は、日本の建築様式を見直し、伝統と対峙し続けるデザイナーや職人の仕事から、これからの住まいの在り方と和の本質を探ります。


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「I邸」 福岡 設計/松山建築設計室

2008年11月03日 11:29 | no.37 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2008年11月01日 18:22

no.38は「光」について考えます

今日からもう11月、私たちは年末に向けて今年最後の撮影に入っています。今回は、兵庫、山口、広島と、次号no.38の「光」特集のロケ。今回は昼夜で同じアングルのカットを撮るという、今までにない試みです。
先日、来日したアメリカの照明メーカー、CL Stearling & Sonのデザイナー、Peter Crlsonと食事をしたときのこと。彼は庭に埋め込むタイプのソーラー式ライトを発表する予定だとか。コードがないと庭がすっきりするうえ、太陽光発電で電気代も不要と二倍うれしい話です。高さが低めで少しデコラティブなランプをデザインして欲しいというこちらからのオーダーに、「日本の照明メーカーはそんなことは言ってくれない」と、笑っていました。
そう、最近のモダンな家具は全体的に低めのデザインが主流にもかかわらず、フロアランプやテーブルランプの高さはあまり変わっていないため、コーディネートがしにくいからです。たとえば、B&B ItariaやARMANI CASAなど、家具を中心としてトータルで提案しているブランドは、家具とのプロポーションを考えて、低め、もしくは可動式のフロアランプを展開しています (B&B Itariaのアントニオ・チッテリオがデザインしたフロアランプは、残念ながら日本では購入不可・・・・・・)。一方、それに比べて照明メーカーのフロアランプは高さがあるため、壁際のコンソールと共にコーディネートしなければならず、いつも考えてしまいます。


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特集「Will be Fabric」(no.35)


ミニマルスタイルの日本の住宅の多くは、空間構成やディテールは優れているものの、平面的で真っ白。特に外観は真っ青な空の下、光が当たってこそ、立体的で美しく見えます。そして室内も同様に白く塗装され、素材感はほとんどありません。まるでスチレンボードでつくられた建築模型を思い出させます。基本的に、光は自然光も人工光も同じ。自然光の場合は、開口部を取りすぎると前後左右から光が回り込み、空間全体は明るくなりますが、フラットに感じられます。たとえば、大きな壁面のどちらか一方向から光が差し込むように計画してグラデーションをつくり出すことで、空間はより立体的に見えるのです。
一方、照明の場合、天井にまんべんなく配灯するのは、日中における太陽の役割をそのまま再現しているのと変わりません。前回の照明特集「心地良い明かり」(no.26)でも述べたように、闇のない四角い空間は平面的に感じられます。光は丸いエネルギーを発散し、キャンドルの明かりのように円形のグラデーションを描き出すのですから、必要な場所に光を点在させるだけで、美しい空間が生まれます。しかし、一番の問題は日本の住宅照明が設備の一つと考えられていること。住み手がライフスタイルに合わせて必要な光を足していくという考え方ではありません。欧米では、一般的に設備照明は必要最低限とし、フロアランプやテーブルランプを用いて家具や調度品と共に空間をコーディネートしていきます。次号は自然光と人工光の双方を含む“光”をテーマに、一日の時間軸に沿って私たちのライフスタイルの在り方を考えます。

2008年11月01日 18:22 | no.38 | | Comments (0) | TrackBack (0)