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2008年09月01日 12:23

no.36は特集「水辺の暮らしを楽しむ」

7月から8月にかけてはひたすら暑く、水とシャーベットでしのぎつつ、その間の地方ロケ5回。なかでもP邸(30頁)の撮影は晴天に恵まれたうえ、幸運にも水平線を望むことができました。一方、T邸(40頁)は一度目の撮影から待つこと約2カ月。そう、春から夏の海でくっきりとした水平線を見るのはとても難しいからです。とはいえ、やはり心踊る夏の海。太陽の光を浴びてきらきらと輝く水面、涼やかに響き渡る波の音。ということで、今回の特集「Water edge comfort」は、水辺の暮らしを楽しむ4軒を紹介します。


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「P邸」 静岡・伊東市 設計/内海智行 ミリグラムスタジオ


海から山へのパノラマを取り込むジャンプ台を思わせるP邸は、海岸線を走るルートから離れ、曲がりくねった細い道を上ったところにあります。東側の海に向かって一直線に延びる緩やかなスロープ。建物の屋根に当たるこのスロープの先には展望台が配され、相模湾と美しい山々を見渡す360度のパノラマが広がります。建築家の内海智行さんは、まず、現場に仮設を組み、水平線と山の稜線が最も美しく望める視線の高さを検討。その結果、地面から高さ3.5mの位置に床を設定し、海に面するリビング&ダイニングには高さ4mもの大開口を設けることに。


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傾斜地に埋め込まれたかのようなヨハンソン邸は、スウェーデン・ストックホルムの中心部から郊外にわずか20〜30分車を走らせた深い森と美しい湖が広がるティールセにあります。スウェーデンでは建設前に近隣住民に設計案を提出することが法律で義務づけられているため、もし、反対意見が正当と認められた場合は、計画中止を迫られることも。固い岩盤で覆われていた傾斜地を爆破して平坦なスペースを確保し、敷地形状に合わせて階段状に建物を配置することで、以前立っていた小さなサマーハウスよりもボリュームを抑えられ、周囲の家々から湖への視界を広げています。


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「ヨハンソン邸」 スウェーデン・ティーセル 設計/Odeback arkitektkontor,+trigueiros_architecture




高台のテラスから望む静かな海。傾斜地に嵌め込まれたかのようなT邸は、当初、最も眺望の良い2階を長時間過ごすリビングやダイニングとする予定でした。しかし、あえて居室を設けず大きさの異なる二つの庇を配置し、その下にテラスと水盤、1階へ続く二つの階段を配するのみに。


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「T邸」 神奈川・横須賀市 設計/窪田建築アトリエ

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