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2007年03月13日 12:59
二つの庭からラニカイの海を望む
オアフ島の東海岸に位置するカイルアビーチ。その海岸線から続くラニカイは、かつては観光客がほとんど訪れることのないプライベートビーチでした。ラニカイとは、ハワイ語で“天国の海”の意味。コーラルブルーに輝く海には、三角形を二つ並べたようなモクルアアイランドが浮かんでいます。

毎日、海を眺め、風を感じながら暮らし、サーフボードを持って庭からすぐ海に出られるオーシャンフロントハウス。
ハワイはメルティング・ポット(人種のるつぼ)。さまざまな文化や人種が融合してきた土地だからこそ、ミックスなデザインスタイルがよく合う。ピーター N. ヴィンセントは、no.16でも取材したリゾートスタイルを得意とする建築家。東海岸に面したこのエリアは海から強い南風が吹くため、彼は風を遮るように海に向かってL字形に建物を配置し、中庭を設けるプランを提案した。穏やかな空気が流れる中庭にプールを設けたため、ここからもリビングを通して海が眺められるよう、大きな開口部を設置。
屋根はシダー材、ドアと窓はパプアニューギニア産のクイラ材、柱と建具はアフリカンマホガニー材を用いるなど、素材の色合いや質感を統一した。これらの素材は周囲の自然に調和すると同時に塩害にも強く、沿岸地域の住まいに適している。

Architect : Peter Vincent & Associates LLC
POSTED AT 12:59 | no.27 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0)