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2006年11月12日 20:07

特集「水と心地良く暮らす」。

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no.25のもう一つの特集は「Water’s edge 水と心地良く暮らす」。“水”は、光や風、緑と同様、都会に住む私たちに自然と安らぎを感じさせてくれます。揺れ動く水面や静かに流れる水音は、それだけで私たちの心を和ませてくれる。今回は、象徴的な存在として“水”を取り入れた住まいのほか、自然を感じさせてくれる水庭から心身をリラックスさせてくれるプールまで、水を暮らしに取り入れる方法を紹介しています。

東京・目黒区(P.124)のA邸は、和洋の異なる表情を持つ三つの水庭のある住まい。ダイニングから見える錆石を用いたテラスは、黒御影石で水盤をつくり、木製の特注ベンチを配置してモダンなデザインに。水盤の御影石は、水をためたときはもちろん、水のない状態でも美しく見えます。また、キッチンとダイニングに面した蹲(つくばい)を配した和の趣漂う水庭は、建物の外壁と外塀のすき間を利用。株立ちのヤマモミジやサワラの下には、ユキノシタやタマリュウなど軽井沢の雑木林をイメージした植栽を施し、「手入れのいらない庭に」になるよう100種類もの草木を植えています。
実は、このお宅の二つの庭を眺められるダイニングには、今号のTHE FACE(P.30)で紹介したRomeo Sozziさん 率いる「PROMEMORIA」のテーブルとイス(P.127)が配されています。Romeoさんのフェミニンでモダンな家具と、オーナーが以前からお持ちのシノワズリのイスを絶妙なバランスでコーディネート。そして、リビングの造りつけのソファの上には伊藤博文による大きな書が飾られていました。これはオーナーのお母様が結婚するときに持参したものだとか。古くから伝え、大切にしてきたものと、新しいものとの調和が図ることこそ、オーナーの真の意味でのライフスタイルであり、そこには脈々と流れる歴史や時間が存在するのです。
こちらのお宅は、no.24のリビングシアター特集(P.226)でもオーディオ用造作家具の例として紹介しています。


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設計/横堀建築設計事務所 横堀健一 コマタトモコ

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