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2006年11月15日 15:48

隔月刊化とHPのスタート。

『I'm home.』は、2007年1月より隔月刊に変わります。発売は1、3、5、7、9、11月の各16日。そして2006年11月に念願のHPができました。本誌と同様、新しい『I'm home.』のスタートです。これからも末永く、『I'm home.』をよろしくお願いします。


チーフエディター、角田絵里沙





2005年より本格的に開始した海外取材。
どこを向いても、真っ白でミニマムな家ばかりの日本の住まいに、楽しさを見い出せなくなったからでした。


2000年1月に創刊した『I'm home.』ですが、さまざまな家を見るうちに、提案型の本に編集方針を変更することに。良いものをたくさん見るのはとても大切なことです。「衣」、「食」と共に「住」にも、自分の価値観を持ちたい。「high end design and life style」をテーマに、『I'm home.』は日々進化していきます。

2006年11月15日 15:48 | ニュース | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年11月14日 23:59

no.25は、イタリアを特集。THE FACEは「Romeo Sozzi」

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10月16日発売のno.25。今回のTHE FACEは、家具ブランド「PROMEMORIA」率いるRomeo Sozzi さん(P.30)。創刊以来、初めて男性を表紙に。若い頃、画家を目指していたというオーナー兼デザイナーのRomeoさんは、とても素敵な男性でした。

彼のミラノにあるアパートメントのゲストリビングには、シアーなパープルのカーテンに赤いベルベットのソファが。そこに置かれたCD用キャビネット、スタディルームにある水色と茶色の革でできた市松模様のチェア、と「PROMEMORIA」の家具はまるでアートのよう。イタリアの伝統的な家具づくりを継承しながら、プログレッシブにもコンサバティブにもなり過ぎないデザインは、美しく魅力的。そして、バスルームの造作家具は、ラウンドしたフォルムと茶色の革に施された赤いステッチが美しい見事な仕上がりでした。

ミラノ・バグッタ通りにある「PROMEMORIA」ショールーム。そこには、私が初めて欲しいと思ったソファがあります。それには、まずそのソファが似合う空間が必要ですが...。

2006年11月14日 23:59 | no.25 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年11月14日 22:16

「BVLGARI HOTELS & RESORTS MILAN」

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no.25のAffair with Travel は、ミラノのホテル「BVLGARI HOTELS & RESORTS MILAN」(P.100)。ミラノ・スカラ座のあるマンツォーニ通りから細い小道を北へ折れたプライベートエリアにある、まさに都会のリトリート(隠れ家)的ホテル。建物を取り囲む400平方メートルの緑豊かなプライベートガーデンと、モノトーンのシャープなインテリアとのコントラストがとても印象的でした。デザインはアントニオ・チッテリオ、そしてランドスケープデザインはソフィー・アガタ・アンブローズが担当。この庭はかつて修道院の菜園として使われていた場所で、大きなブナやクリの木を背景に、月桂樹のトピアリーとパラソルが配された気持ちの良いガーデンテラスで食べる朝食は格別においしく感じられます。フレッシュフルーツ、焼きたてのパンにオーガニックのジャム。イタリア人は、天気が良ければ外で食事を取ることが多いとか。客室数は58室と、いかにも都会のリトリート的スケールですが、やはりSPA(スパ)が併設されているあたりは、さすが高級ブランド「BVLGARI」(ブルガリ)のホテル。3カ月に一度変わるロビー壁面のアート、白アジサイと流木のフラワーアレンジがシャープな空間に柔らかなニュアンスを与えていました。


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2006年11月14日 22:16 | no.25 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年11月13日 20:11

EYES ON は「Rina Menardi」

no.25のEYES ONは、お気に入りの「Rina Menardi」。ベネチアから電車で45分のところにある街、ポルトグルアーロに、「Rina Menardi」のアトリエ兼ファクトリーを訪ねました。Rinaは、とてもチャーミングな女性で、ブランド名は彼女の名前そのまま。彼女の陶器は薄く、表面は人肌のように滑らかですが、微妙な凹凸があるのが特徴で、現在、アトリエでは七人の女性アシスタントが彼女と共に作品をつくっています。「感覚を共有できるのはやはり同性ね、細かなところまで私を理解してくれるから」とRina。陶器を始めた当時は、古代文化に興味を持ち、その後、自分自身の心の痛みを作品として表現するように。そして、今は彼女の幸せな気持ちを表現した色鮮やかな作品が目立ちます。そう、Rinaの作品は、彼女自身であり、心の色を表現しているのです。
そして私たちは、彼女が用意してくれたおいしいワインやチーズを、Rinaがつくった陶器で食するという幸運に。今号は読者にRinaからのプレゼントがあります(P.300)。


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2006年11月13日 20:11 | no.25 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年11月12日 20:07

特集「水と心地良く暮らす」。

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no.25のもう一つの特集は「Water’s edge 水と心地良く暮らす」。“水”は、光や風、緑と同様、都会に住む私たちに自然と安らぎを感じさせてくれます。揺れ動く水面や静かに流れる水音は、それだけで私たちの心を和ませてくれる。今回は、象徴的な存在として“水”を取り入れた住まいのほか、自然を感じさせてくれる水庭から心身をリラックスさせてくれるプールまで、水を暮らしに取り入れる方法を紹介しています。

東京・目黒区(P.124)のA邸は、和洋の異なる表情を持つ三つの水庭のある住まい。ダイニングから見える錆石を用いたテラスは、黒御影石で水盤をつくり、木製の特注ベンチを配置してモダンなデザインに。水盤の御影石は、水をためたときはもちろん、水のない状態でも美しく見えます。また、キッチンとダイニングに面した蹲(つくばい)を配した和の趣漂う水庭は、建物の外壁と外塀のすき間を利用。株立ちのヤマモミジやサワラの下には、ユキノシタやタマリュウなど軽井沢の雑木林をイメージした植栽を施し、「手入れのいらない庭に」になるよう100種類もの草木を植えています。
実は、このお宅の二つの庭を眺められるダイニングには、今号のTHE FACE(P.30)で紹介したRomeo Sozziさん 率いる「PROMEMORIA」のテーブルとイス(P.127)が配されています。Romeoさんのフェミニンでモダンな家具と、オーナーが以前からお持ちのシノワズリのイスを絶妙なバランスでコーディネート。そして、リビングの造りつけのソファの上には伊藤博文による大きな書が飾られていました。これはオーナーのお母様が結婚するときに持参したものだとか。古くから伝え、大切にしてきたものと、新しいものとの調和が図ることこそ、オーナーの真の意味でのライフスタイルであり、そこには脈々と流れる歴史や時間が存在するのです。
こちらのお宅は、no.24のリビングシアター特集(P.226)でもオーディオ用造作家具の例として紹介しています。


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設計/横堀建築設計事務所 横堀健一 コマタトモコ

2006年11月12日 20:07 | no.25 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006年11月12日 20:02

Property in Japanは「因州和紙」

no.25のProperty in Japanは、鳥取の「因州和紙」を取材。和紙の持つ質感のなんと美しいことでしょう。今回は、現代(いま)の空間における和紙の可能性を考えました。no.22で掲載した京都の唐紙「唐長」(P.44)の取材でも感じたのは、どんなに素晴らしい素材でも、使われてこそ価値があるということ。そして、私たちがそれを愛し、私たちの暮らしに使われなければ、次の時代へ伝えていけないのです。Property in Japanは、そうした私たちが注目する日本の伝統技術の現場と、その美しい素材感、そして使い方を提案するページなのです。


元来、文字や絵を書き記す素材として中国から伝えられたという和紙は、先人の豊かな知恵により、さまざまな生活用品へと用途を広げてきました。
従業員50名の大因州製紙協業組合は、楮(こうぞ、クワ科の落葉低木)を使った和紙づくりでは日本一の生産量を誇るとか。「日本人が守り続けてきた和紙の文化を、世界に発信したい」との創設者の願いから、和紙を用いた壁紙づくりへと発展し、今では因州和紙を代表する事業所として地場産業の礎を築いています。


アトリエやファクトリーの取材は好きですが、8月に訪ねた大因州製紙協業組合の工場はとにかく暑くて暑くて、皆、汗だく。そんななか、壁紙を染める顔料の開発に心血を注ぐ職人・秋吉保人さんが嬉しそうに見せてくれたのは小さな標本帳。そこには、桜の葉や竹の皮、とんぼの羽など、近隣の山々で拾い集めた素材がスクラップされていました。コットンのベージュの帽子をかぶり、和紙をじっと見つめながら墨や弁柄(べんがら、赤色の顔料)を含ませた布で丁寧に色を刷り込んでいる様子から、和紙に対する愛おしさが感じられて。
地方の取材に行くといつも感じることですが、本当に、皆、心温かで優しい人たちばかり。そういう意味では、私たちはいつも出会いに恵まれているのかもしれません。


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「Y邸」設計/松山建築設計室

2006年11月12日 20:02 | no.25 | | Comments (0) | TrackBack (0)